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“おいしい”文章を書こう!

今回の文學倶楽部は、「”おいしい”文章を書こう!」と題しまして、料理のおいしさを伝えるためにはどうすればいいかというお話をしました。

その一部をここでご紹介します。

 

 

【目次】

 

1.おいしさを伝えるのは、味を伝えることではありません

2.味の感じ方は人それぞれ

3.まずは丁寧に説明しよう

4.五感をフルに使おう!

5.状況で「おいしい」は何倍にも!

 

6.おいしいはしあわせ

 

 

 

<1.おいしさを伝えるのは、味を伝えることではありません>

 

おいしい食事を食べた時、人はとても幸せな気分になります。

この幸せを誰かに伝えることができたらいいと思いませんか?

料理のおいしさを伝えることは、味を伝えることではありません。

では、何を伝えればいいのでしょうか?

 

 

 

<2.味の感じ方は人それぞれ>

 

人によって「おいしさ」は様々です。

甘い物が好きな人もいれば辛い物が好きな人もいます。食事の好みは千差万別で、「おいしい」にもいろんな種類があります。

つまり、単に「おいしい」と書いてもなかなか伝わらないものなのです。

 

☆ポイント☆

・どれくらい美味しいかではなく、どんな風に美味しいのかに注目しよう!

 

 

 

 

<3.まずは丁寧に説明しよう>

 

まずはケーキを想像してみましょう。ケーキと一口に言っても、いろんなケーキがあります。

ショートケーキ、チョコケーキと種類があり、その中でも更に見た目は様々です。

なので、しっかりと見た目を説明しましょう。

お店の情報などを入れると分かりやすいです。

しかし「うんちく」の入れ過ぎは雰囲気を壊しますので気をつけましょう。

 

 

 

<4.五感をフルに使おう!>

 

料理というのは目に見えますよね。

でも、目に見えているからこそ、見えないものの描写がとても大切です。

お店の情報もそうです。

一緒に食べる人のこと、作ってくれた人のこと、香り、その料理の思い出など、見た目と味以外にも、その料理のおいしさを作っているものはたくさんあります。

五感をフルに使って、見えないおいしさを追求してください。

 

 

 

<5.状況で「おいしい」は何倍にも!>

 

夏に食べるアイスと冬に食べるアイス、どちらがおいしいでしょうか?

お腹が減っている時にかき込む玉子かけご飯、みんなでつつく鍋、風邪を引いた時に家族が作ってくれたお粥、恋人の失敗した手料理、外の寒さの中で振る舞われた豚汁、などなど。

おいしさというのは、状況が作り出すこともあるし、状況が何倍にもしてくれることがあります。

これは、おいしいという味覚はもちろんのこと、心が満たされ、幸せを感じたということです。

 

 

 

<6.“おいしい”しあわせ

 

料理のおいしさとは、それを食べた自分の気持ちや、心に芽生える幸福感のことです。

あなたの言葉を通してその幸福に触れた時、読者は初めて、味わっていない料理のことを、「おいしそう」と思うのではないでしょうか。

ぜひ、みなさんも、おいしい料理を味わった時は、その幸せな気持ちを共有してください。