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絵日記を書こう

今回の文學倶楽部のテーマは、「絵日記を書こう」でした。

 

絵日記というと、絵も描いて、文章も書いて、という子供の時の宿題を思い出しますよね。

でも、文學倶楽部の絵日記は少し違います。

先に絵だけ描いてあり、文章の欄が白紙となっているものを使います。

日付、曜日、天気も白紙です。

参加者には、絵からイメージを膨らませて、日付から出来事から、いろんなことを描いていただきました。

 

見たものを言葉にする力。

ストーリーを作る力。

この2つが重要になってきます。

 

参加者にお伝えしたのは2点だけ。

1.絵をよく見る

2.絵にないことを想像する

 

写真、真ん中の絵日記は、たぶん、海に行ったんでしょうね。

文章を書いてくれたのは女性の参加者ですが、「僕」を主人公にして、家族旅行という設定をつけてくれました。更には、三浦海岸と具体的な地名まで盛り込んで、昼頃についたのでまずは腹ごしらえと、浜辺のレストランでの食事の光景もいきいきと描写してくださいました。

 

写真、右の絵は、なんだかよく分かりません。

結構めちゃくちゃな絵が描いてありますが、これがクーラーをつけた涼しい中で寝入ってしまった時に見た夢と仮定し、絵の一つひとつに個性あふれる解釈を付け加えてくださいました。

 

同じ絵でも、感じ方や思い浮かぶストーリーが違います。

そして、この絵日記は実際には体験していないことが書いてあるわけですから、どんな日記を書けばいいのか悩むのは当然です。

でも、写真左の絵日記では、この「わたし」と書かれた女の子が、クーラーの効いたスーパーの2階で友達と一緒に宿題をやっているのだということを書いてくれました。参加者の方が、実際にそういう光景を見たそうです。

創作であっても自分の実体験を盛り込むこと、これがオリジナルの文章には不可欠です。

そうしたことも、参加者の自発的な閃き、センスにより学ぶことができ、今回もとてもいい回でした。